「一種の攘夷思想」の感想
一種の攘夷思想
いっしゅのじょういしそう
初出:「平和 三號」平和社(日本平和會)、1892(明治25)年6月15日

北村透谷

分量:約9
書き出し:三千年を流るゝ長江|漫※《まんばう》たり、其始めは神委にして、極めて自然なる悖生《ぼつせい》にゆだねたり、仲頃、唐宋の学芸を誘引し、印度《インド》の幽玄なる哲学的宗教に化育せられたりと雖《いへども》、凡《すべ》ての羣流《ぐんりう》、凡ての涓※《けんくわい》を合せて、長江は依然として長江なり。満土を肥沃し、生霊を育成し、以て今日に至らしむ、この長江、豈《あ》に維新の革命によりて埋了し去ることあらんや...
更新日: 2017/07/06
b9ef941530ccさんの感想

北村透谷の一種の攘夷思想は、明治維新以降の欧米文化導入の中で、キリスト教は邪教なので、受け入れたくない。と言っている。