「日蔭の街」の感想
日蔭の街
ひかげのまち
初出:「探偵文藝 第二巻第一、二、四号」奎運社、1926(大正15)年1、2、4月

松本泰

分量:約77
書き出し:一歳晩の寂しい午後であった。私は、青い焔をあげて勢よく燃えさかっている暖炉《ストーブ》の前へ、椅子を寄せて、うつらうつら煙草を燻らしていた。私の身のまわりは孰《いず》れも見馴れたもの計りで、トランクは寝台の下に投込んであり、帽子掛には二つの帽子と数本のステッキがある。飾棚の漆塗の小箱、貝細工の一輪挿、部屋の隅に据付けてある洗面台の下の耳のとれた水差、それから二組の洋服と外套の入った洋服箪笥、それ等...
更新日: 2019/10/29
19双之川喜41さんの感想

 ロンドンといえば  ホームズなので ドイル と 競い合っているのかと始めは思ったけど そんなことはなく 都合のよい出来事が  次々と起こり 弛い筋立てと 思ってしまった。