「気のいい火山弾」の感想
気のいい火山弾
きのいいかざんだん
宮沢賢治
分量:約11分
書き出し:
ある死火山のすそ野のかしわの木のかげに、「ベゴ」というあだ名の大きな黒い石が、永いことじぃっと座《すわ》っていました。「ベゴ」と云《い》う名は、その辺の草の中にあちこち散らばった、稜《かど》のあるあまり大きくない黒い石どもが、つけたのでした。ほかに、立派な、本とうの名前もあったのでしたが、「ベゴ」石もそれを知りませんでした。ベゴ石は、稜がなくて、丁度卵の両はじを、少しひらたくのばしたような形でした...
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更新日: 2024/02/25
d_AIRainさんの感想
ベゴ石が素敵です
更新日: 2017/02/20
bd7a3979cb24さんの感想
石たちの楽しくて皮肉な会話が新鮮です。
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