「茶話」の感想
茶話
ちゃばなし

05 大正八(一九一九)年

05 たいしょうはち(せんきゅうひゃくじゅうきゅう)ねん初出:「大阪毎日新聞 夕刊」1919(大正8)年1月5日~8月31日

薄田泣菫

分量:約246
書き出し:医者の友達1・5(夕)寺内内閣が壊れて、その跡へ政友会内閣が出来かゝるやうな運びになつて、総裁原敬氏の白髪頭《はくはつとう》のなかでは、内閣員の顔触《かほぶれ》が幾度《いくたび》か見え隠れしてゐた頃、今の文相中橋徳五郎氏の許《ところ》へ、神戸にゐるお医者さんの桂田|富士郎《ふじを》氏から一本の電報が飛込んで来た。中橋氏は何気なく封を切つて見た。電報には、「大臣になるなら文部ときめよ。」と書いてあつ...
更新日: 2022/02/19
19双之川喜41さんの感想

 大正の頃の 新聞連載のゴシップ記事である。 今でも思い当たる著名人が 登場するので 興味深く読める。 落ちの付け方に マンネリ化が 少しある ような気がしないでもない。