「海郷風物記」の感想
海郷風物記
かいきょうふうぶつき
初出:「三田文学」1911(明治44)年6~7月号

木下杢太郎

分量:約45
書き出し:夕暮れがた汽船が小さな港に着く。點燈後程經た頃であるからして、船も人も周圍の自然も極めて蕭《しめや》かである。その間に通ふ靜かな物音を聞いてゐると、かの少年時の薄玻璃《うすはり》の如くあえかなる情操の再び歸り來るのではないかと疑ふ。艀舟《はしけ》から本船に荷物を積み入るる人々の掛聲は殊に興が深い。「やつとこ、さいやの、どつこいさあ。」「やれこら、さよな——。」と、その「さよな」といふ所から、揃つた...
更新日: 2019/10/31
19双之川喜41さんの感想

 同じ港のことを 記しているのかよくわからないけど  それなりに 消防出初式が出てきたり  出航の別れが 書いてあったりして  面白くないことはないけど 大きな 流れは 見つけにくいと思った。