「誤った鑑定」の感想
誤った鑑定
あやまったかんてい

小酒井不木

分量:約19
書き出し:晩秋のある夜、例の如く私が法医学者ブライアン氏を、ブロンクスの氏の邸宅に訪ねると、氏は新刊のある探偵小説雑誌を読んでいた。「探偵小説家というものは随分ひどい出鱈目《でたらめ》を書くものですね」と、氏は私の顔を見るなり、いきなりこういって話しかけた。「え?何のことですか?」と私は頗《すこぶ》る面喰《めんくら》って訊ね返した。「今、ジョージ・イングランドの『血液第二種』という探偵小説を読んだ所です。そ...
更新日: 2017/03/02
ひずみんさんの感想

誤診で人の一生が左右されてしまう危険性はわかった。けれど真犯人も提示してもらいたかった。