「怪談綺談」の感想
怪談綺談
かいだんきだん
初出:「講談倶楽部」1928(昭和3)年3月

小酒井不木

分量:約14
書き出し:はしがき伽婢子《おとぎぼうこ》の昔から日本も随分怪談に恵まれているが、その話は多くは似たり寄ったりで、事実談として紹介されているものも大抵千遍一律である。で、私はこれから西洋の文献を探していささか変ったところを紹介しようと思う。恐ろしい額ガリチアの山奥に美しい古い城がある。これはその地方を統轄しているラ伯爵の居城であって、伯爵には子供がなく、姪のアグニスを引き取って養女とした。この城は古風な作りで...
更新日: 2017/03/01
ひずみんさんの感想

掌編がいくつも語られる。それも国外の話だから、とても興味深く読めた。偶然の事故から予知夢まで様々。