「「マリー・ロオジェ事件」の研究」の感想
「マリー・ロオジェ事件」の研究
「マリー・ロオジェじけん」のけんきゅう
初出:「新青年」博文館、1926(大正15)年8月

小酒井不木

分量:約41
書き出し:一、序言ポオの探偵小説「マリー・ロオジェ事件」は、言う迄もなく、一八四一年七月、紐育《ニューヨーク》を騒がせたメリー・ロオジャース殺害事件を、パリーに起った出来事として物語に綴り、オーギュスト・ヂュパンをして、その迷宮入りの事件に、明快なる解決を与えさせたものである。小説は一八四二年十一月に発表されたのであって、一八五〇年に出た再版の脚註に、ポオは、「マリー・ロオジェ事件は、兇行の現場から余程はな...
更新日: 2025/01/31
89028e888ea1さんの感想

この考察も含めて「マリー・ロオジェ事件」が完結した感があって非常に面白かった。 ポーの マリーロオジェの怪事件 の後に是非読んでいただきたい。 現実の未解決の事件を 自分なりに推理してみたくなった。

更新日: 2022/03/29
19双之川喜41さんの感想

 アメリカで起きた事件を パリの事件として翻案し おまけに 都合の良いと思われる事実のようなものを 材料とする。 現場を見ないで現場検証し 患者を診断しないで病名をつけるみたいだけど細部に 異を挟んではいけない。 創作なので  仕方がないと思われる。