「さいかち淵」の感想
さいかち淵
さいかちぶち

宮沢賢治

分量:約15
書き出し:八月十三日さいかち淵《ぶち》なら、ほんたうにおもしろい。しゅっこだって毎日行く。しゅっこは、舜一《しゅんいち》なんだけれども、みんなはいつでもしゅっこといふ。さういはれても、しゅっこは少しも怒らない。だからみんなは、いつでもしゅっこしゅっこといふ。ぼくは、しゅっことは、いちばん仲がいい。けふもいっしょに、出かけて行った。ぼくらが、さいかち淵で泳いでゐると、発破《はっぱ》をかけに、大人も来るからおも...
更新日: 2020/11/07
19双之川喜41さんの感想

 煉瓦場の人たちは 淵で 発破を仕掛けて 魚を捕ったりするから  毒もみの丹礬(たんばん)で 魚とりをしてみたけど うまくいかない。 賢治の創作の原形が うかがわれて 面白いと感じた。

更新日: 2017/08/16
naoyuki さんの感想

1人称で書かれており、きっと著者の子供の頃の体験を綴った作品ではないだろうか。私自身は淵で泳いだりしたことはなかったが、夏休みに野山で遊んだり、川で魚を獲ったりしたことを懐かしく思い出した。

更新日: 2017/04/28
7a4b608d0aedさんの感想

昔の子ども達の遊びがえ書かれていて、勉強になった!