「濁酒を恋う」の感想
濁酒を恋う
どぶろくをこう

佐藤垢石

分量:約8
書き出し:遠からず酒の小売値段は、いままでの倍額となるらしい。つまり、一升三円であったものが六円ということになるのだろう。だから、晩酌を二合ずつやった者は、一合にへらさなければ勘定が合わなくなる。私など、それで辛抱するよりほかに致し方がないと観念している。ところが、私の友人にそんな簡単にあきらめられるものではない、と言うのがいる。自分は酒を飲むのが楽しみで毎日仕事をしているようなものだ。だのに、その酒を次第...
更新日: 2025/03/19
8eb05d040692さんの感想

“どぶろく”なんて久しく飲んでない。口当たりが良いく飲みやすいけど、けっこう強めのお酒…