「ザザ虫の佃煮」の感想
ザザ虫の佃煮
ザザむしのつくだに
初出:「釣趣戯書」三省堂、1942(昭和17)年

佐藤垢石

分量:約6
書き出し:秋の蠅《はえ》も、私には想い出の深い餌である。私の少年のころのある期間、父は忙しいので私の釣りの相談相手になれなかったことがある。私は、一人で竿から仕掛け、餌のことまで、才覚思案した。上州へは、秋が殊のほか早く訪れるのが慣わしである。九月上旬になると、赤城と榛名の峡から遠く望む谷川岳や、茂倉岳の方に、黒い雲が立ちふさがって、冷たい風を麓の方へ送ってきた。日中は暑いけれど朝夕は、利根川の流れに風波が...
更新日: 2020/12/01
19双之川喜41さんの感想

 近頃は  人類最後の蛋白源は 昆虫であると言う 考えが  少しずつ 普及してきて 利点としては  飼育用の肥料が少なくて済むという点が挙げられている。 私も  イナゴの 佃煮を 食したことがあり 非常に美味であると感じた。 ザザムシを 試したことはないけれど  単に 気味が悪い ということで 退けることなく  さらなる研究開発は  避けられないと思う、