「哲学はやさしくできないか」の感想
哲学はやさしくできないか
てつがくはやさしくできないか
初出:「鉄塔」鐵塔書院、1932(昭和7)年7月

三木清

分量:約15
書き出し:哲學はやさしくできないか三木清哲學がむつかしいといふことは、いはゆる定評である。なぜ哲學はむつかしいのか、哲學はもつとやさしくすることができないか、さういふ問に對して誌上でぜひ答をせよとの、『鐵塔』の編輯者からの再三の命令を受け、催促に會つて、何か自分の意見を述べねばならないことになつた。私など日頃そのやうなむつかしいものを書いて讀者を惱してゐる者の恐らくひとりであらうが、さういふ私どもは、私ども...
更新日: 2018/10/04
いちにいさんの感想

「思索の根源性」の存在する古典的名著は案外易しい。 プラトンのダイアローグなども立派な哲学書である。思想的要素が大きいので解りやすい。しかし、本当にわかっているのかは、慎重に自省する必要があるが……… 解説書より、原典の方が結局解りやすい、という主張はわかるような気がする。大哲学者の解説を後世の三文教授が書いているのだから、メッシにコーチイングするような行為だ!

更新日: 2016/03/01
7b24beb875ccさんの感想

哲学は必要か?