『心』予告
『こころ』よこく
初出:「東京朝日新聞」1914(大正3)年4月16日、「大阪朝日新聞」1914(大正3)年4月17日分量:約1分
書き出し:今度は短篇をいくつか書いて見たいと思ひます、その一つ一つには違つた名をつけて行く積《〔つもり〕》ですが予告の必要上全体の題が御入用かとも存じます故それを「心《こゝろ》」と致して置きます。底本:「漱石全集第十六巻」岩波書店1995(平成7)年4月19日発行初出:「東京朝日新聞」1914(大正3)年4月16日「大阪朝日新聞」1914(大正3)年4月17日※初出時には、「小説予告」「心《こゝろ》」として...