折口信夫
神社神道等にご興味のある方は、是非、読んで頂きたい作品であると思います。現在、お祓いや宮参りをした際に、神主が唱えられる祝詞が如何にして伝えられたかが、本作品を通して、何となく理解出来ることと思います。また、折口先生の現存する祝詞の来歴に対する考え方も、個人的には、腑に落ちるのでした。