北条民雄
「なんぞ虫でも食うたんやろ、 痛うも痒うもあれへん」 これが 著者の 人生が 暗転する 兆しであったと思われる。 達意の文章であり 川端康成が 肩入れ していたというのも さもありなんと 感じた。