福永渙
まず最初に理想主義を掲げ、そこから具体的な方法論に至る。大切なこと。
筆者が主張している非暴力は、様々な宗教でも説かれている崇高な理想だと思う。しかし、暴力を振るった相手を果たして愛せるかと考えてみると、非暴力は人間の本性(本能)に反していると思うので、理解して実践するには知性が必要なのではないか。国などの集団対集団の紛争での非暴力の実現は不可能に思えるが、筆者の主張の後、どのような経過を辿ってインドが独立したのか興味が湧いた。
イスラム国にも非暴力で対応する