「キリストのヨルカに召された少年」の感想
キリストのヨルカに召された少年
キリストのヨルカにめされたしょうねん

ドストエフスキーフィヨードル・ミハイロヴィチ

分量:約15
書き出し:それは、ロシアのある大きな町であったことだ。その晩《ばん》は、クリスマスの前夜《ぜんや》で、とりわけ、寒《さむ》さのきびしい晩だった。ある地下室《ちかしつ》に、ひとりの少年がいる。少年といっても、まだ六つになったかならないかの、とても小さな子なのだ。何か、寝巻《ねま》きのようなものを着《き》て、ぶるぶるふるえている。その地下室は、じめじめしてつめたい。宿《やど》なしや、貧乏人《びんぼうにん》の集ま...
更新日: 2023/08/19
小夜さんの感想

悲しいお話でした。 母がもうなくなっているのも知らずに自分のいたところを出たというところ、最期までも助けてもらえず、眠るように亡くなってしまったところ、全て胸が痛くなった。きっと今でも昔でもこういった人はいたと思います。天国でまた逢えてよかった。

更新日: 2021/11/22
kitaさんの感想

マッチ売りの少女みたい、、、少年が最期に幸せな気持ちで良かったと思うが、お母さんは辛かっただろうなと思った。2021/11/22読了。

更新日: 2021/06/19
いちにいさんの感想

極楽浄土は古今東西問わずアラユル宗教の共通テーゼである。 しかし、この現世で死に憧れる行為はキリスト教的にはNGである。自己の命は自己の物。とシヨーペンハウエルあたりは言うであろうが、やはり自殺は容認できない。

更新日: 2020/12/08
19双之川喜41さんの感想

 上野の地下道の 浮浪児の 悲惨な生活を 眼にしたことはある。 この世で 健康で文化的な暮らしが 送れなければ 天上をあてにしてしまい 忍耐を強いるのは 理不尽と感じた。

更新日: 2019/11/11
a5fd95e253e0さんの感想

初めてドストエフスキーを読みました。他の作品も読んでみたい。

更新日: 2019/01/24
8e46b5bc1c6aさんの感想

心にぐさりと刺さる物語。涙が出てきて止まらなかったです。

更新日: 2018/08/10
815f95676dc7さんの感想

子供を六つとかに設定してはダメでず。かわいそすぎます。 でも 描写が上手いので絵が浮かびます。ちょっと幸せにしてくれるくだりもあります。 長編の有名な作家ですが短編も傑作が多いです。

更新日: 2018/07/30
fd20a950b9a1さんの感想

⚠小並感⚠ とても綺麗に感じた。読みやすかった。死の表現が素直なのに悪い気分はなかった。読んでいる時、少年がだんだん凍え死ぬのではないなと不安になった。幸せそうだった。何が幸せなのか分からないが。子どもたちの様々な原因に知らない言葉があったから調べる。そもそもキリストのヨルカてなんやねん。

更新日: 2017/12/15
f043ad6afb25さんの感想

悲しくて暖かい物語。

更新日: 2017/03/21
2e81004fca66さんの感想

救いはあるのかもしれないが、悲しい。

更新日: 2016/01/26
++さんの感想

マッチ売りの少女みたいな作品。流石、ドストエフスキーだけあって書いてることが奥深い