縁(ゆかり)の者では無いけど 有名だが読破する人が少ない様なので 敢えて挑戦した。 精疎バランスを欠いているのが 魅力と思う。 人を 毛嫌いするなと説く。 会する方便に 腕押しを挙げる。同感であると思った。
なかなかに読みづらいけれど、日本人なら一度は読むべき指南書だと思った。 政府に対して物申したかったのかと思う程に政府に対しての意見も記されている。表題通り学問も含むが、「日本国のすすめ」でもあるし、「人間のすすめ」「商売のすすめ」でもある。学ぶことの大切さ以外にも、様々な発見があった。
古い言葉で読みにくいところが多いが内容は素晴らしい。道徳教育で使って欲しい。
「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」は、本作品を有名にした文章ですが、この文章のクローズアップにより、新時代に向けての教書の様に思い、以前は読んでいました。今回改めて本作品を読んで、明治時代に書かれた事を考えると、物凄く斬新な“ビジネス書”であると感じます。経済に則した“実学”を学び、『PDCA』手法を思わせる問題解決法や議論を通じて問題の解決法を導く等、現代でも流通しているビジネス書に書かれているような事が、事例を踏まえながら書かれています。本作品は、現代でも通じる“ビジネス書”ではないかと思います。
いつの時代も学問を学ぶ事の大事さと人として生きる心構えを教えられる この福沢諭吉の『学問のすすめ』はその事を教えてくれる本です。
やや難しい内容だが、ためになる!
にゃー