「任侠二刀流」の感想
任侠二刀流
にんきょうにとうりゅう
初出:「名古屋新聞」1926(大正15)年5月24日~12月26日

国枝史郎

分量:約588
書き出し:茜茶屋での不思議な口説ここは両国広小路、隅田川に向いた茜茶屋《あかねちゃや》、一人の武士と一人の女、何かヒソヒソ話している。「悪いことは云わぬ、諾《うん》と云いな」「さあね、どうも気が進まないよ」「馬鹿な女だ、こんないい話を」「あんまり話がうますぎるからさ」「気味でも悪いと云うのかい」「そうだねえ、その辺だよ」「案外弱気なお前だな」「恋にかかっちゃあこんなものさ」「ふん、馬鹿な、おノロケか」「悪か...
更新日: 2021/05/09
19双之川喜41さんの感想

 医者でもある 薬草 道人を 都に 引き立てるという 命(めい)を 受けた それぞれの男達が 自由奔放に 策を巡らすと言う 紙芝居調のような 講談調 のような 活字にあまり馴染みのない人には  向いているかもしれない。 駄作であると 思う人が 多いと おもわれる。