「『吾輩は猫である』上篇自序」の感想
『吾輩は猫である』上篇自序
『わがはいはねこである』じょうへんじじょ

夏目漱石

分量:約2
書き出し:「吾輩は猫である」は雑誌ホトトギスに連載した続き物である。固《もと》より纏《まとま》った話の筋を読ませる普通の小説ではないから、どこで切って一冊としても興味の上に於《おい》て左《さ》したる影響のあろう筈《はず》がない。然《しか》し自分の考ではもう少し書いた上でと思って居たが、書肆《しょし》が頻《しき》りに催促をするのと、多忙で意の如《ごと》く稿を続《つ》ぐ余暇がないので、差し当り是丈《これだけ》を...
更新日: 2020/12/25
19双之川喜41さんの感想

 「趣向なく、構造なく、尾頭の心元なき、海鼠のような文章」と独自する。 でも、受けた。 作品の独り歩きと言うやつで 慶賀にたえないと感じた。

更新日: 2016/07/12
Tomotoさんの感想

海鼠のような文章という自己評価が面白いですね 実際他の漱石作品に比べて拙いのは確かだし