良い話だと思った。想像は限りなく、一つの小さな火が人々に繋がっていく。
灯火の連続を 想う。 憎しみが 果てしなく続き 誰も止められない。 その 対極にある心情ではないか。 今一度 こぞって 想い起こして なんとか しなくてはいけないのではと感じた。
短いですが、とても素敵なものがたりです。
自分がはじめてともしたひとつのマッチの火が、場所をこえ時間をこえ、たくさんの人に渡っていくのがありありと目に浮かぶ。 自分が誰かにしたことは、全てこのマッチの火と同じだろう。 誰かに優しくすると、優しくされた人はまた誰かに優しくしたくなる。 誰かに意地悪すると、意地悪された人はまた誰かに意地悪したくなる。 そうして場所をこえ時間をこえ、人は連鎖していく。 ちょうちんの火と考えると、こんなにわかりやすい。