ある国の 図書館員から 直接 聞いたけど 児童書は 読ませたい本と よみたい本の 綱引きみたいな ところがあり 思惑通りには なかなか いかない とのことだった。 自身を 省みても 隠れ読みを 好んだ。
このエッセイは文語体で書かれており読みづらくはあるものの、その指摘はまさに正鵠を射たものといえます。 特に、童話やファンタジーを体験せず高度な技術を学ぶという「憂うべきこと」を、教育者たちが「喜ぶべきこと」と思っているべきことこそ真に憂うべきこと、といったくだりは現代にも通じると感じます。 小学生から英会話やプログラミングの授業をさせようとしている昨今、つくづく憂うべきなのかもしれません。
ファンタジーは21世紀の今日でも子供たちには必要だ! 童話に科学的根拠や合理性を求めることなど元来無理な話である。 朔太郎氏の主張に100%賛成である。 しかし、何で教育評論家や教育者なる面々は、非難されるに決まっているような考えを推進しようとするのか?
七十と余年経つが今の大人も変わらずこうある。 子供の時分に如何に育つかがやはり大きなところだろうか。