これはカフカ寓話集の中に納められている作品の一つであった筈である。 生物に付随する、生きるための目標、生きる理由、存在の意味から乖離している物体、オドラデクを通して、我々の生の無意味さを、機知に富んだ口調で伝えてくる。もちろんこの作品も、破壊的な絶望である。
オドラデク、という謎の生命体の話から、生死を考える。
オドラデクってなに?
とても短いながらに、変身の面影を見たような印象を受けました。二本足のオドラデクをうまく想像できなくて、コンパスのような物になってしまいました。ネットで調べてみたら想像と違いました。。最近、ルンペルシュティルツヒェンとかいう外国の妖精を知ったのですが、そういった妖精の類ですかね…?
可愛らしい「オドラデク」のお話。タイトルからもっと暗くて堅苦しいものを想像していたので、予想外に楽しい気分になりました。
家の主が こんなことばかり考えていたら困るなあと思うのは 私が 凡人だからですね。 夜 わけの解らない夢をみたあとの心境のような感覚が 常にあるのかなと想像するのが 精一杯です。