「夜の鳥」の感想
夜の鳥
よるのとり
初出:「文学界」1949(昭和24)年8月

神西清

分量:約41
書き出し:去年の夏のことだ。H君夫妻が、終戦後はじめて軽井沢の別荘びらきをするといふので、われわれ旧友二三人が招かれたことがある。そのなかに、久しぶりでわれわれの前に姿をあらはしたG君もゐた。これは思ひがけなかつた。われわれ仲間といふのは、ほんの高等学校の頃に同室だつただけの関係なのだが、そんな漠然とした若い時代の友情が、めいめい別れ別れに大学へ進んでからも、やがて社会へ出てからも、案外そこなはれずに続いて...
更新日: 2019/11/07
19双之川喜41さんの感想

 久しぶりに会った 旧友が  眠れぬままに 昔語りをするということで 筋らしい 筋が あるわけではないけど  なんとなく 雰囲気に満ち 文章力に  圧倒されてしまう。