「わが心の女」の感想
わが心の女
わがこころのおんな
初出:「別冊文芸春秋」1952(昭和27)年4月

神西清

分量:約16
書き出し:僕がこのQ島に来てから二週間の見聞は、すでに三回にわたつてRTW放送局へ送つたテレヴィによつて大体は御承知かと思ふ。僕の滞留許可の期限は明日で切れるのだが、思ひがけぬ突発事故のため、出発は相当延びることになりさうだ。その突発事故といふのは、第一には僕を襲つた恋愛であり、第二には、昨日この島に勃発《ぼっぱつ》した革命騒ぎだ。島の政府は、それを反革命暴動と呼んで、規模も小さいし、もはや鎮定されたも同様...
更新日: 2021/02/05
19双之川喜41さんの感想

 SF (エスエフ)小説かも知れない。 木乃伊の逆襲なので 昔に帰るということなる。 奇想天外な筋には 詩味はほとんどない。