「秋空晴れて」の感想
秋空晴れて
あきぞらはれて

吉田甲子太郎

分量:約25
書き出し:一「まったくでござんす、親方。御覧の通りの痩《や》せっぽちじゃござんすが、これで案外|胆《きも》っ玉《たま》はしっかりしてますんで。今まで乗ってました船でも、こいつぐらい上手にマストへのぼる奴はなかったそうでござんす。まるで猿みたいな奴だなんていわれてたくらいで——高いところの仕事にはもって来いの餓鬼《がき》です。どうでしょう、ひとつあっしと一しょにリベット(鋲打《びょううち》)の方へでも、ためし...
更新日: 2025/04/15
8eb05d040692さんの感想

良い話でした。仕事の得手不得手は見た目じゃない。