「愚言二十七箇条」の感想
愚言二十七箇条
ぐげんにじゅうしちかじょう
初出:「探偵趣味」1926(大正15)年2月

国枝史郎

分量:約5
書き出し:探偵小説の人生は、日常茶碗の人生とは違う。×人生に於ける非常事が、探偵小説では茶碗事となる。×人生の自然と探偵小説の自然は、似ても似つかないものである。×作家に特異性のあることは勿論幸福には相違ない。しかし勝れた探偵小説家は、より一層客観を尊ぶ。×ポーが現代へ産れた所で社会性の無いという点で、一蹴されても仕方あるまい。×階級の精神を代弁する者が現代と将来の大作家である。×表現主義は個人主義である。...
更新日: 2021/01/01
19双之川喜41さんの感想

 警句集である。 軽いようで 深い。 探偵小説の楽しみの深い浅いに かなり 影響があるとおもわれる。