「京都学校の記」の感想
京都学校の記
きょうとがっこうのき

福沢諭吉

分量:約9
書き出し:明治五年|申《さる》五月|朔日《ついたち》、社友|早矢仕《はやし》氏とともに京都にいたり、名所旧跡はもとよりこれを訪《と》うに暇《いとま》あらず、博覧会の見物ももと余輩《よはい》上京の趣意にあらず、まず府下の学校を一覧せんとて、知る人に案内を乞い、諸処の学校に行きしに、その待遇きわめて厚く、塾舎・講堂、残るところなく見るを得たり。よって今、その所見の大略を記して、天下同志の人にしめすこと左の如し。...
更新日: 2016/11/01
3dbe5e03decfさんの感想

京都に生まれし者として、明治5年に福沢諭吉が、京都の小中学校を視察した記録は、ぜひ読まねば!と思い読了(≧∇≦)b 福沢諭吉先生、お喜びください!! 21世紀の現在、日本列島津々浦々、学校教育は行き届いていますよ(^^) 教育の機会均等も確立しています。 ……いろんな新たな問題もありますが…(´`:) 明治維新という、大きな変換期に子どもの教育に、日本の未来を託した先人の想いが伝わります。