「あゝ二十年」の感想
あゝ二十年
ああにじゅうねん

やっと御下命画を完成した私のよろこび

やっとごかめいがをかんせいしたわたしのよろこび初出:「大毎美術 第十六巻第七号」1937(昭和12)年7月

上村松園

分量:約5
書き出し:雪とうとう二十年来の肩の重荷をおろしましてほっといたしました。ふりかえってみますと、私が十五歳の折り、内国勧業博覧会に「四季美人図」を初めて出品いたしまして、一等褒状を受け、しかもそれが当時御来朝中であらせられた英国皇太子コンノート殿下の御買上げを得た時のことを思い合わせまして、今度皇太后陛下にお納め申し上げました三幅対「雪月花図」とは、今日までの私の長い画家生活中に、対照的な双《ふた》つの高峰を...
更新日: 2016/11/29
bdd53005a915さんの感想

カタチ。 四角三角明確せっかく並んだ列から何かが落ちた。 結局終局喜劇感激これでおしまいさようなら。

更新日: 2015/07/27
nanchanさんの感想

わたしの祖父は漆芸の世界の人である。芸術にかける思いと言うのはすべての芸術家に共通かと思う。誰でもおろそかにした作はないはずである。誠心誠意込めて作るのだ。この作者もその思いであったろう。そう思いながらこの文を読んだ。