神の存在、及び人間の霊魂と肉体との区別を論証する、第一哲学についての
かみのそんざい、およびにんげんのれいこんとにくたいとのくべつをろんしょうする、だいいちてつがくについての三木清
自らを 省みて 善し悪しを 見届けることが 大切と 説く。悪しき点のみを 対象とする場合は 反省と いうらしい。見届ける 視点は 蟻の眼-鳥の眼-神の眼と 次第に 上昇させても 展望が 開けることが 約束されるわけではなく むしろ 神学論に 迷い込んでしまい 一読解-二読しても 理解不能と なりがちかも しれない。私は (読書百編意自ずから通ず)を 真に受けて 泥沼に はまり込んだ。判らん本に 挑戦するのも たまには 良いのかもしれないと 感じた。
”我思う、故に我在り”の一文で広く知られる哲学本。言わずもがな近代哲学の礎となった傑作である。 「自分自身を省みて、察する」と書いて省察。世の中の一切を懐疑して、さすれば真に存在するの他でもない自分自身なのである。