「女の話・花の話」の感想
女の話・花の話
おんなのはなし・はなのはなし
初出:「大毎美術 第十三巻第五号」1934(昭和9)年5月

上村松園

分量:約7
書き出し:○責任のある画債《がさい》を少しずつ果していっておりますが、なかなか埓《らち》があきません。それに五月一日からの京都市主催の綜合展の出品画——長いこと帝展をやすんでおりますから、その埋め合せと申すのでもありませんが、今度は何か描いてみようと思い立ちまして、二尺八寸幅の横物に、明治十二、三年から四、五年どこの、女風俗を画いております。あの頃のことは、私も幼な心に薄々と覚えておりまして、思い出してみて...
更新日: 2024/04/21
19双之川喜41さんの感想

 京には 花の寺の 保勝会というものが 当時 あったようで 年に二園 納めると 花の時期に 招待があり 食事 お茶 休憩も 自由にできたと いう。今でも 有るなら 参加して 見たいと 感じた。 大原野神社の となりの 寺が 花の寺で 鐘楼があり しだれ桜が 咲き誇る。幽趣 このうえないとする。