「山の湯の旅」の感想
山の湯の旅
やまのゆのたび

――発甫温泉のおもいで――

――はっぽおんせんのおもいで――初出:「大毎美術 第十四巻第七号」1935(昭和10)年7月

上村松園

分量:約5
書き出し:○信州に発甫《はっぽ》という珍らしい地名の温泉地があります。絵を描く人々や、文士などの間には相当知られているようですが、一般にはまだ知れ渡ってはいないようです。それというのも、一つは土地が草深く里離れがしていて、辺鄙《へんぴ》なために少々淋しすぎるのと、もう一つは交通の便もあまりよくはないことと、それから温泉地としてみましても、新規な設備なども整っていないことが、しぜん都会人を呼びえない原因なので...
更新日: 2022/04/12
19双之川喜41さんの感想

 馬の背の 鞍の両側に 旅人のおさまる 櫓(やぐら)が 二つしつらえてあり 一人で乗るので 平均を取るために  もう 片方に 旅の荷物を 積み込む。 横山大観の別荘も望見でき  小鳥の鳴き声に癒され る 素晴らしい 旅だったようである。

更新日: 2020/08/05
7431a250e78aさんの感想

発哺温泉の天狗の湯、いつか行ってみたいなあと思い調べてみたら、10年以上前に集団食中毒を起こして閉業とのこと…。残念。

更新日: 2016/02/20
73101b0bed2aさんの感想

読みやすくて、情景も浮かんでくる。