「肉食之説」の感想
肉食之説
にくじきのせつ

福沢諭吉

分量:約5
書き出し:天地の間に生るゝ動物は肉食のものと肉を喰はざるものとあり。獅子、虎、犬、猫の如きは肉類を以て食物と爲し、牛、馬、羊の如きは五穀草木を喰ふ。皆其天然の性なり。人は萬物の靈にして五穀草木鳥魚獸肉盡く皆喰はざるものなし。此亦人の天性なれば、若し此性に戻り肉類のみを喰ひ或は五穀草木のみを喰ふときは必ず身心虚弱に陷り、不意の病に罹て斃るゝ歟、又は短命ならざるも生て甲斐なき病身にて、生涯の樂なかるべし。古來我...
更新日: 2016/05/24
芦屋のまーちゃんさんの感想

福沢諭吉が肉食草食を語っている。 人間は本来両方であり、バランスが悪いと病気になる。日本人は肉を食すのが苦手なので、もっと肉を食べ、牛乳を飲もうと提案してる。西洋諸国のマネをしなさいと。見るものすべてが素敵だったのだろうか?ミルク、バター、 チーズ。健康に良いと思い込んでも仕方はない!今日のメタボリックシンドロームなど時代の流行病にすぎないのだから。