若杉鳥子
筑波山の麓に 筑波根詩人と 呼ばれている 著者の師匠の 横瀬夜雨が 住んでいる。折り紙を 手土産に そこに 若杉は 訪れた。小さい子供達に 土産を 差し出すと「けっけっけ!」と 笑って 悦んで くれたという。同郷でも 会える機会は 少ないのである。