「沙漠の歌」の感想
沙漠の歌
さばくのうた

スタンレー探検日記

スタンレーたんけんにっき初出:「少年倶楽部」1921(大正10)年8月

国枝史郎

分量:約12
書き出し:一「……勿論あなたの有仰《おっしゃ》る通り学問の力は偉大です。世界の秘密を或る程度まで解剖することが出来ますからね。が併《しか》し偉大なその学問でも解釈することの絶対に出来ない不思議な事実が此《こ》の世の中に存在することも事実です。此の意味で私は此の世の中に幽霊のあることを信じます。理外の理ということをも信じます……それに就《つ》いて私は斯《こ》ういう事件を、私自身現在この耳で、私自身現在この眼《...
更新日: 2019/02/12
うさぎ御前さんの感想

子供の頃に図書館で読んだ本を思い出させる冒険家の思い出話。 大正10年の作だからアフリカは暗黒大陸で原住民は「土人」で凶暴。 うーん、現代だと叩かれるなぁ、と思いながらもやっぱり見知らぬ亜熱帯の土地や不可思議な幽霊話にはロマンを感じる。 他の話も読みたくなる。 大正期の少年も胸を熱くして読んだんだろうなぁ。

更新日: 2019/01/31
88b5ee87e626さんの感想

不思議な話し、なぜ箱から乙女の歌声が聞こえてきたのか、たぶん魂が宿っているでしょう。