「キャラコさん」の感想
キャラコさん
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02 雪の山小屋

02 ゆきのやまごや初出:「新青年」博文館、1939(昭和14)年2月号

久生十蘭

分量:約63
書き出し:一雲ひとつない紺碧《こんぺき》の空。波のようにゆるく起伏する大雪原を縁《ふち》取りした、明るい白樺の疎林や、蒼黝《あおぐろ》い針葉樹の列が、銀色の雪の上にクッキリと濃紫《こむらさき》の影をおとし、岳樺《たけかば》の枝に氷雪がからみついて降誕祭《クリスマス》の塔菓子のようにもっさりともりあがり、氷暈《ハロオ》に包まれてキラキラと五彩にきらめきわたっている。「ヤッホー」「ヤッホーホー」志賀高原の朝日山...
更新日: 2024/09/19
時間旅行者さんの感想

若くて楽しい時は何かとはしゃいで でも悩みもいっぱいあって いろいろな事が上手くできない自分がもどかしくて そんな時代を思いおこさせてくれた あの頃にキャラコさんがいてくれたらなぁ、と思ってしまった