コスモポリタンの心理
堺利彦
所謂、今でいうナショナリズムや愛国心等に対して、今の自分の感覚や価値観とかなり近いものを感じて驚いた。 そういった如何わしい主義には辟易するが、日本に対する一定の愛着は否定できないのは全くもって同意である。 歴史的事実として、この後に愛国心が招いた失敗がある訳で、この人の意識は真理を捉えていたという事になる。