「人形の起源」の感想
人形の起源
にんぎょうのきげん
初出:「子供の詩研究 第三巻第十一号」1933(昭和8)年11月

折口信夫

分量:約2
書き出し:人形は古くは雛と言つた。雛といふと、雛鳥とか雛型とか言つて、小さい感じが先に立つ。併し、大きい人形もあつたのである。即、巨人を偶像化した人形が過去にもあつたし、現在にもある。これは普通、疫病・風雨等の厄払ひに用ゐるので、人間が中に這入つて其役を勤める人形(譬へば、人間が肩車をした上に覆ひを被つて巨人の形を作つたりした人形)と本道の大人形とある。また中位の人形もあつた。尤、この大中小の限度をきめるの...
更新日: 2023/09/23
15484c8816c9さんの感想

初めは人形と人間は一体→次第に分離 (浄瑠璃人形) 南方のほうが大きくて豪勢。北方のほうがおとなしめ