「能舞台の解説」の感想
能舞台の解説
のうぶたいのかいせつ
初出:「梅若 第七巻第二号」1939(昭和14)年2月

折口信夫

分量:約10
書き出し:此会の此役は久しく、先輩山崎楽堂さんが続けられてゐましたが、今度は私が代つて申すことになりました。謂はゞ翁の替りに、風流が出て来た様なものです。とは申せ、私にはお能の解説などゝ謂つた処で、全くの門外漢でございます。約束の多い舞台について、完全な解説などは出来さうもありません。唯、何処か一点づゝでも、皆さんの御参考になる処があれば、それで結構だと思うて出た次第です。偖、先程皆様も御覧になりました「小...
更新日: 2025/02/20
65c8aadc88adさんの感想

雙喜  能舞台に ついては 台上で 演者が 足踏みを したときに 響きが 良いように 大きな甕を 舞台の 下に 埋め込んである こと くらいしか 知らなかった けど 折口は 舞台は 誰のために 造られたのか という 視点から おもに 主人の ために ついでに 奉公人達も 周りから 群がるように 観ることを 許されて いたと 見立てる。なるほど なあと 感じられた。