「電報」の感想
電報
でんぽう
初出:「週刊朝日」1944(昭和19)年10月22日

織田作之助

分量:約6
書き出し:電報織田作之助私は気の早い男であるから、昭和二十年元旦の夢をはや先日見た。田舎道を乗合馬車が行くのを一台の自動車が追い駈けて行く、と前方の瀬戸内海に太陽が昇りはじめる、馬車の乗客が「おい、見ろ、昭和二十年の太陽だ」という——ただそれだけの何の変哲もない他愛もない夢であるが、この夢から私は次のように短かい物語を作ってみた。三人の帰還軍人が瀬戸内海沿岸のある小さな町のはずれに一軒の家を借りて共同生活を...
更新日: 2021/01/01
19双之川喜41さんの感想

 象さんのために 帰れぬ と言うから 動物園にでも 仕事変えたかと 思っては 外れで 増産のため 帰れぬが 正解である。 昔は 電報で 繋がっていた。

更新日: 2016/05/14
3827ddee843eさんの感想

わずか2行ほどの文の電報、そこには、発信者のたくさんの想いがつまっている。少しでも早く届けという気持ちとともに。 現代のメールやLINEではもはや味わうことの出来ないであろう、気持ちの伝え方、受け取り方である。

更新日: 2016/05/14
芦屋のまーちゃんさんの感想

スマホ時代に電報など○○である!