「緑葉歎」の感想
緑葉歎
りょくようたん
初出:「セルパン 第六十五号」1936(昭和11)年7月号

堀辰雄

分量:約5
書き出し:青葉頃になると、どうも僕の身體の具合が惡くなるのです。それにやられまいと思つて、隨分用心してゐるのですが、いつのまにかやられてゐます。こんどなども、ちよつと氣分が惡かつたので、二三日安靜にしてゐたら、それからずつと微熱が續いて、もう半月ばかりになるのに、いまだに寢込んでゐる始末です。それにどうしたのか、足がなやんでなりません。あの足首の、丁度靴下が一番先に穴のあいてしまふところですが、あそこのとこ...
更新日: 2025/05/19
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  立原道造は 建築科の 学生と 書いてある。掘が ささやかな 丸太小屋の 仕事場の 設計を 道造に 依頼したら 大仰な 図面を 示されたので 腹を 立てている けど 注文に 過不足ない 仕上がりは 微妙に 難しいのは 辰雄は 出版社との やり取りで 身にしみて いるだろうにと 感じた。