「ランプの下で」の感想
ランプの下で
ランプのしたで
初出:「四季 第十六号春季号」1936(昭和11)年3月10日号

堀辰雄

分量:約5
書き出し:山にやつて來てから、もう隨分長いこと書かない。去年はほんたうに何も書きたくなかつたので、あつさりと何も書かなかつたが、今年はそんな氣持はかなぐり棄てて、ひとつうんと書いて見るつもりだ。しかしまだ、何が書けるのやら、自分にも見當がつかない始末だ。が、今年は——秋にでもなつたら、ひよつとしたら詩が書けさうな氣がしてゐる。もし書けたら、一ぺんにどつさり發表する。それまでは、相變らず、隨筆を書いたり、飜譯...
更新日: 2020/04/19
dc7ac445de87さんの感想

堀さんの本の広告が主。旧漢字が多いが雰囲気で読める。海外の詩歌の翻訳が多い人なんだなと勉強になった。

更新日: 2016/05/21
YELLOWテントマンさんの感想

独り言の実況中継のような作品。夜の静さが伝わって来る。