「本所両国」の感想
本所両国
ほんじょりょうごく
初出:「東京日日新聞」1927(昭和2)年5、6月

芥川竜之介

分量:約68
書き出し:「大溝《おほどぶ》」僕は本所界隈《ほんじよかいわい》のことをスケツチしろといふ社命を受け、同じ社のO君と一しよに久振《ひさしぶ》りに本所へ出かけて行つた。今その印象記を書くのに当り、本所両国《ほんじよりやうごく》と題したのは或は意味を成してゐないかも知れない。しかしなぜか両国は本所区のうちにあるものの、本所以外の土地の空気も漂《ただよ》つてゐることは確かである。そこでO君とも相談の上、ちよつと電車...
更新日: 2019/11/02
19双之川喜41さんの感想

 芥川龍之介は  幼稚園時代に  伊達様の 中にある 和霊神社の  お神楽を見ているうちに 女中の背中に背負われたまま  (雲古)をしてしまったと  芥川の母が話していたと言う。 当時 河童が出没するということは  周りの人達は  信じて いたらしい。