「悪魔の聖壇」の感想
悪魔の聖壇
あくまのせいだん
初出:「令女界 第六巻第一号」宝文館、1927(昭和2)年1月号

平林初之輔

分量:約13
書き出し:法律の前には罪を犯さなくても、神の前に罪を犯さぬ者はありません。貴方《あなた》がこれまでに犯したいちばん重い罪を神様の前に懺悔《ざんげ》しなさい。懺悔によりて罪は亡びるのです。貴方は救われるのです。「牧師様、いちばん重い罪でなくてはいけないものでしょうか?二番目に重い罪では?」「いちばん重い罪でなくては神を偽ることになります。今日から新生涯にはいろうとなさる貴方が、新生涯にはいる第一歩に神を偽るな...
更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 牧師から  懺悔をするように言われた男は  病床で 懺悔を始めるけど 罪の相手が  予想外の人であったと言う 話であるけど 筋立ては 実に巧妙なので 感心してしまう。 今日的な 主題でもあると思った。