岡本綺堂
早替りや仕掛といった色物めいた演劇の怪談ものは時代遅れとなり、幽霊を出すよりも出さないで視覚的恐怖から心理的恐怖にシフトし、因果応報から道理の通らない怖さに切替えて怪談ものは進化した。
読みやすく分かりやすくて良い。 テーマとは別に、最後の一文が興味深い。
怪談を演劇にする事についての論。怪談は、理屈の分からない所にすごみがある!