「早耳三次捕物聞書」の感想
早耳三次捕物聞書
はやみみさんじとりものききがき

01 霙橋辻斬夜話

01 みぞればしつじぎりやわ

林不忘

分量:約30
書き出し:友人の書家の家で、私は経師屋《きょうじや》の恒さんと相識《しりあい》になったが、恒さんの祖父なる人がまだ生きていて、湘南《しょうなん》のある町の寺に間借りの楽隠居をしていると知ったので、だんだん聞いてみると、このお爺さんこそ安政《あんせい》の末から万延《まんえん》、文久《ぶんきゅう》、元治《がんじ》、慶応へかけて江戸|花川戸《はなかわど》で早耳の三次と謳われた捕物の名人であることがわかった。ここに...
更新日: 2023/11/18
8ce1e1ed689eさんの感想

御用聞きだった古老に回想を伺うという趣向はまんま「半七捕物帖」ですけど、その辺はいいのか