「夢がたり」の感想
夢がたり
ゆめがたり

ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ

分量:約15
書き出し:六月のある素晴らしい日のこと——ただし素晴らしいと月並みなお断りをしたのは、列氏で二十八度という温度だったからですが——その素晴らしい六月のある午後のこと、どこもかしこもきびしい暑さでした。なかでもつい四五日まえに刈り入れの済んだ乾草が、禾堆《いなむら》をなして並んでいる庭の草場は、またひとしおの暑さでありました。というのはその場所が、茂りに茂った桜畑で、風上をさえぎられていたからなのです。生きと...
更新日: 2022/08/05
19双之川喜41さんの感想

 擬人化した 昆虫や 馬が それぞれ 勝手に 世界について 語る。共通認識を えるわけではなく 身の丈に合った バラバラな 話しをする。童話のようにも 読めるけど 含蓄のある 下りもあり 完成度が 高いと 感じた。

更新日: 2019/02/21
8e46b5bc1c6aさんの感想

サクサク読めました。どうもこの時代の馬を思う時哀しみの情がわき出てしまいます。それぞれに生きてる、生きるとは大変です。どんな生き物でも。