前から後からということで 各方向から 活躍されたようで 御同慶に たえない。 特別な偏見はないつもりだけど 薄気味悪いなと 思っても 差別感ありと 指弾されるかもしれない。
本当に大好きな作品。 ほのめかす程度の同性愛がとても魅力的です。 別れ方と、ラブレターを健気に送る三枝と複雑な気持ちを抱える主人公のすれ違いも絶妙に悲しくて。 こんなことは言いたくないけど、「性別の壁」があったからこその美しい作品だなと思いました。
性と憧憬の頼りないバランスと少年の終わり、というか 美しくて儚くて、透明な風が通り抜けるようにとらえどころがなかった でも風が通り過ぎたことはわかるから、余韻が胸に強く響く 何度も読み返したい作品
少年たちの思春期の初々しさが美しくも残酷に書かれていて、とても興味深かった。時間が経ったらまた読み直したい作品です。
少年期の出来事を 脱皮したへびの抜け殻に、たとえている感覚が 新鮮でした。
淡く幼く儚く 透明感がある雰囲気が好きです
男子寮で繰り広げられる恋。 儚くて美しいというのはある意味残酷だなと思いました。 熱っぽさと透明感と気持ち悪さが入り交じったような空気が文章から流れてくるように感じました。
官能とはこの事か!
私の薔薇いろの頬を永久に失ったまでのことだ。 少年期の寄宿舎での真似事のような交流を忘れたようで囚われていたという話。 この雰囲気、好きです。