夢の話、漱石の「夢十夜」とはまた違った感じです。 宮沢 賢治の幻想的な描写も良かったです。
人の夢と、その夢の感じ方までをのぞき見るような、不思議な体験だった。 意味や深い部分の事はよくわからないが、明け方の浅い眠りの中のようなふわふわ感や言葉のリズムは気持ちよかった。
不思議な文章だった。 どこかとりとめのなく、どこかまとまりのあるような。なんとなく筋が通っているような、通っていないような。 そんなあべこべな感想を抱くものだった。
不思議な文章で うつつか 空想か 良く分かりませんけど 構想や 推敲の気配もなく 賢治の潜在意識が 詩情と共に浮かび上がったようなことかもしれません。
つまらん作品に仕上がった。 失敗作もあるということだ!
描写がすきだ
宮澤先生の表現はとてつもなくしりあすであり、何処か刹那である。後半の自然の中からの描写は、この主人公が仲間内の様々な欲望の渦が川の濁流でありまた、もしも川が氾濫しても助かるだろうと言う全く根も葉もない根拠からの確信が人間の愚かなる一時の感情と、自然が作り出す偉大なる力を比較しているように感じている。 最後の志木さんというのも、しきと言う名前を使うのもいかにも宮澤先生のミステリアスな描写で締めくくっているのが甚だ滑稽でいて奥深く描いている。
わからん、夢現に嫉妬とこれあれ先を書いたのか?わからん。 でもすらすらは読めた。
夢特有の突然来る場面転換を忠実に文にしているように感じた。 何も考えず、フィーリングで読むものなのかもしれない。私には難しかった。
白昼夢を見てるような、とらえどころの無い物語だけど、読んでいて何故かイメージが鮮明に浮かぶ。 銀河鉄道の夜でも感じたけど、それが宮沢賢治の文章であり、魅力だと思う。
世界は回っていく。不安定な基盤の上で。
表現の豊かさが、凡人の私には理解しがたい川になって、いつか私も孤立して作者とはちがうせかいにいるようなきもちです。すみません、私キンキラキンの着物の話も聞いてみたい、質素の着物が似合うわたしですが~~~
明け方
夢日記…だよね?
難しい読み方が沢山あって、言葉の勉強になった。所々の青白い光の描写が好きです。