「(アンデルゼンの「即興詩人」)」の感想
(アンデルゼンの「即興詩人」)
(アンデルゼンの「そっきょうしじん」)
初出:「本 第一号」1933(昭和8)年4月30日

堀辰雄

分量:約5
書き出し:又四五日前から寢込んでゐる。どうも春先きになるといけない。いつもきつと得體の知れない熱が出るのである。※僕は本箱から鴎外の「即興詩人」を引つぱり出して見た。病氣をするとこの本を手にとるのがいつの間にやら習慣みたいになつてゐる。もう何遍目だか知れない。それだのに又しても讀んで行くうちに、僕はこのロマネスクな物語の中に引きずり込まれてしまふ。このアンデルゼンの小説だとか、シュウビンの「埋木」のやうな味...
更新日: 2024/04/28
19双之川喜41さんの感想

 昔 劇場でみた 演劇の 女主人が 年老いて 養老院に 世話に なっているのを 見かけた。そのことは 私に 消しがたい 印象を 与えたという。そして それは しばしば 思い出された。落差の 大きさに アンデルセンの心に 刻み付けられたに 違いないと 感じた。

更新日: 2016/12/01
bdd53005a915さんの感想

夢から覚めた蝶。 覚めない夢は一種救いの様相を呈し、罪人こそに手を差し伸べる。

更新日: 2015/07/29
nanchanさんの感想

難しくて意味が読み取れなかった。結局何が言いたかったのだろう。